介護法・入浴・着替え・食事

自宅で介護をする場合

自宅で介護をする場合、色々な事に迷ってしまう事もあります。
まずは基本となる事を押さえておく事で比較的スムーズに介護を始める事ができます。
また、介護の仕方はやはり家庭や介護が必要な方ごとで差があります。
その方に合わせた適切な介護を行なっていく事もとても大切となるので、ぜひ介護が必要な方とも相談をしながら進めていく事をお勧めします。

基本の入浴・着替え・食事について

介護の中でも基本となる事は入浴・着替え・食事です。

まず、入浴についてですが、基本的には毎日行なうと生活感を保てるので良いですが、人によっては毎日は難しい場合もあります。
その時は2日に1度などは入浴をしていくと良いでしょう。
入浴の介助では浴槽に介護が必要な方を入れる必要があるので、介助を行なう方もとても体力が必要になります。
そのため、介護の中でもとても負担が大きくなりやすい業務なので、ぜひ家族で助け合いながら介助を行なっていきましょう。
介助をする方に大きな負担となってしまうと、介護も無理が生じて長く続きにくくなってしまいます。
そのため、工夫をしながら介助を行なっていきましょう。

入浴は身体のリラックス効果も期待できます。
介護が必要な方の中には温泉が好きという方もいるかもしれませんが、そうしたリラックス感を感じられるように優しく丁寧に介助をしていく事も大切です。
入浴は服を抜いて、浴槽に入り、身体を洗うという主に3つの大きな行程がありますが、それぞれで介助が必要になる場合があります。
転倒をしないようにしっかりと身体を支えながら入浴の介助をしていきましょう。

次に着替えです。
こちらも立っている事が難しかったり、手を上げて服を脱いだり着たり、片足を上げてズボンを履くという動作が難しい事があります。
これも身体を支えたり、服を着させてあげる事で介助をしていくと良いでしょう。
着替えの際には身体のバランスが崩れやすいため、転倒を避ける事がとても大切なポイントになります。

また、食事も介助が必要になる事が多いです。
口に食べものを運んであげたり、上手く口に含める量をあげるようにして、こぼさないように配慮していきましょう。食が細くなってあまり食べられない場合は、栄養食品を利用してもいいでしょう。

市販の栄養食品は粒状やカプセル状で飲みこみにくい場合があるので、健康食品を手作りするのも選択肢の一つです。本人の好みと合わせて相談しながら取り入れましょう。

卵から作る卵油は、比較的作りやすい健康食品です。煙が大量に出るので、換気に注意して作りましょう。
また、ゆっくりと食べる方も多いので、ペースや食べる量も注意して見ながら介助を行なっていきましょう。

確実に、丁寧に行なう

自宅で介護業務を行なう時には確実に、丁寧に行なっていくようにする事をお勧めします。
思わぬ不注意が事故などに繋がってしまう事もあるので、そうした事がないようになるべく丁寧に意識して行なう事をお勧めします。
スムーズにできるようになれば、家族の方も介護が必要な方も、気持ち良く生活する事ができるようにになるはずです。

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