知っておきたい喪中、忌中のこと
お身内を亡くせば悲しみに沈み、もう笑うことなんてできないんじゃないかと思うほど、毎日がつらいという人もいるかと思います。
でも、亡くなった方はきっと、早く笑顔で日々を送ってくれることを望んでいるはずです。
大切な方の思い出が詰まった部屋を出て、気持ちを元気にするために旅行に行くということもあります。
しかしその時、心配になるのが喪中、忌中に旅行に行っていいのか?ということです。
こうしたことに関して理解していないと、やはり大人として恥ずかしい思いをしますし、何より気持ちを切り替えに行く旅行にならないと思います。
喪中、忌中、旅行に行っていいの?
故人が亡くなってから間もない忌中や喪中、その期間、御家族は亡くなったご家族のことを思い、悲しみに沈みどうにもならない気持ちでいるのです。
故人が亡くなりその後通夜、葬儀と立て続けに忙しく、これから先、遺産に関しても様々なことを行わなくてはならず、心を立て直すために旅行に行きたいと思うこともあります。
喪中、忌中に関して絶対旅行に行くべきではないということはないのです。
ただ、人によっては旅行イコール遊びととらえることが多く、御家族が亡くなったのにもう娯楽に行くのか?とみられることの方が多いといいます。
絶対に行くべきではないということはありませんが、やはり娯楽としてみられてしまうこともあるのです。
だったら落ち着いてから旅行に行くほうが、気持ちもすっきりし気持ちにの切り替えになると思います。
忌中、喪中を理解すべき
喪中というのは、身内の方がお亡くなりになり厳密には13か月、通常1年は故人を悼む気持ちをもって過ごす期間です。
喪中は晴れやかなお席、おめでたいお席への出席は避け、故人が亡くなった事実から気持ちを立て直していく期間といわれています。
では忌中とはどういうことなのか、忌中は故人の自由九日が明けるまでの期間を言うのです。
故人が四十九日の法要を行うまでの期間が忌中となります。
この期間は故人がまだ現世にいて、四十九日が過ぎるとあちらの世界に行くとされていることもあり、おめでたいお席などの出席、娯楽となるようなことは急けるべきとされているのです。